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犬に添加物入りのおやつを与えても平気?危険性や注意点を徹底解説

犬のおやつには危険がある

犬をはじめとする、ペットのおやつには危険がたくさんあることをご存知ですか?

犬のおやつには、主に以下の危険があるとされています。

・添加物 が危ない
・無添加 でも危ない
・国産 でも危ない
・カロリーゼロ でも危ない
・天然着色料 でも危ない
・低脂肪 でも危ない

犬に与えるおやつは、危険性のある食べ物でもあります。また、製造者もスクを知らずに作っている現状があります。
ペットのおやつの危険性

犬におやつを与える危険性

犬におやつを与えすぎると、以下のような危険性があります。

1) 石油系添加物の危険性

犬のおやつには、柔らかさを出すためにプロピレングリコールや、見栄えを良くするために着色料や発色剤、日持ちをさせるために酸化防止剤や保存料などが添加されていることがあります。これらの添加物は、犬の健康に悪影響を及ぼす可能性があります。

柔らかさをつくる プロピレングリコール(ガムやスイーツに多用)
見栄えをよくする 着色料・発色剤 (亜硝酸ナトリウム)
日持ちさせる 酸化防止剤、BHT、BATなどの保存料
低コストに抑える 石油系グリセリン

 

2) 無添加ジャーキーはタンパク質の含有量に注意

無添加ジャーキーは、お肉をそのまま乾燥させたものです。一見、良質な食材で作られているように見えますが、タンパク質の含有量が60〜80%と高く、内臓への負担になる可能性があります。

3) 甘味料の糖質に注意

犬のおやつには、砂糖やハチミツ、黒糖、メープルシロップなどの甘味料が使われていることがあります。これらの甘味料は、血糖値を上げ、さまざまな病気の原因となる恐れがあります。

4) アレルギー性原料に注意

犬のおやつには、小麦や卵、乳製品などのアレルギー性原料が使われていることがあります。犬のアレルギーの原因になる可能性があるため、注意が必要です。

犬用おやつの注意点

犬などのペットにおやつを与える際は、以下の点を念頭に置いておきましょう。

1. 化学合成と石油系添加物に注意

プロピレングリコール(柔らかくする・ガム等に多い)は、保湿剤、乳化剤、防カビ剤として使われていますが、赤血球に害を及ぼし、猫用フードでは使用が禁止されています。石油由来のグリセリンは、乳化剤として使われ、多くのおやつに石油系グリセリンが含まれています。

合成着色料、天然着色料、発色剤についても注意が必要です。合成着色料は日本以外では使用が禁止されており、天然着色料はカラメル色素やパプリカ色素、クチナシ色素などが含まれますが、色素抽出時に化学薬品が使用されていることもあります。発色剤には主に「亜硝酸ナトリウム」が使われており、これにより見た目が良くなるのが現実です。

調味料やたんぱく加水分解物にも警戒が必要です。たんぱく加水分解物は化学調味料で、調味料には「グルタミン酸ナトリウム」が含まれており、これを犬や猫に与えると食欲が増し、中毒症状を引き起こす可能性があります。さらに、興奮性の神経伝達物質が過剰に刺激され、様々な健康問題を引き起こす危険性も考えられます。また、たんぱく質加水分解物は発がん性が指摘されており、安全性のデータが不足しています。

保存料や酸化防止剤(ソルビン酸カリウム、亜硫酸ナトリウム、BHA、BHT)も以前から発がん性が指摘されていますが、未だに使用が続けられています。これらの成分を摂取する際には、発がん性、アレルギー、内蔵機能低下、感染症、代謝異常、嘔吐、下痢などのリスクを考慮する必要があります。

2. 無添加でも注意が必要

無添加のジャーキーは安全だと思われがちですが、実際にはタンパク質の割合に注意が必要です。通常のドッグフードに含まれるタンパク質の割合は20〜35%であるのに対し、無添加ジャーキーは60〜85%と非常に高い割合となります。乾燥ジャーキーはタンパク質、リン、ナトリウム(塩分)が濃縮されており、内臓器官に負担をかける可能性が高いです。

食べたものは肝臓でエネルギーに変換され、不純物(窒素、アンモニア)は腎臓でろ過されます。無添加の乾燥ジャーキーは高タンパク質であり、内臓器官に過度な負担をかける可能性があります。高タンパク質は肝臓の分解と解毒機能に負担をかけ、腎臓のろ過機能にも負担をかけ、カロリーオーバーにつながり、肥満のリスクを高める可能性があります。

3. 国産品でも慎重に選ぼう

「海外産は危険、国産は安心」という一般的なイメージは、ドッグフードやおやつに当てはまりません。国産品でも、人間には使用されない添加物や避けた方が良い原料が含まれていることがあります。特に小麦やタンパク質などは、犬や猫の内臓器官に負担をかける可能性が高いです。動物栄養学の進歩により、これらのデメリットを無視することは許されない時代になっています。

ペット用おやつを使った検証

実際にペット用おやつを使った検証を行ったため内容をご紹介します。

【検証1】無添加ジャーキーでも危ない理由(素材をそのまま乾燥させたタイプ)

~高タンパク質・高リン・高ナトリウムの危険性~
※問題なのは「高カロリー」ではなく「高タンパク質」
無添加ジャーキーには注意が必要です。乾燥したお肉は高タンパク質で、肝臓や腎臓に負担をかける可能性が高まります。

参考例)【市販のある無添加乾燥ジャーキー】
● 粗タンパク質74.1%以上(非常に高い)
● 粗脂肪6.6以上
● 粗炭分4.8%以下
● 粗繊維1.1%以下
● 水分18.0%以下
● カロリー332kcal/100g当たり

【ココが危ない】
高タンパク質、高リン、高ナトリウム
【肉をそのまま乾燥させた無添加ジャーキー】
メリット:合成添加物が無いこと。
デメリット:タンパク質率が異様に高い(60〜85%)、リン・ナトリウム(塩分)も凝縮している。
→腎臓、肝臓、心臓機能など内臓器官に負担がかかる。

【検証2】練り型ジャーキーの潜在的な危険性(合成添加物とアレルギー性食品)

練り型ジャーキーは一見、低タンパク質で安心と思われますが…
【ここが危ない】
アレルギー性原料、化学合成物、石油系添加物

小麦(←アレルギー性)、プロピレングリコール(←化学合成物)、着色料(←石油系添加物)、亜硝酸ナトリウム(←化学合成物)、ソルビン酸(←化学合成物)、調味料(アミノ酸)(←化学合成物)

成形タイプは低タンパク質で内臓器官への負担が少ないように見えますが、実際には石油系化学合成添加物やアレルギー性原料が多用されています。

【検証3】おやつの甘味料・糖質の注意点

砂糖、黒砂糖、はちみつ、果糖、水飴、ブドウ糖、オリゴ糖(フラクトオリゴ糖を除く)、三温糖、メイプルシロップ、糖質オフ、カロリーゼロなど、甘味成分のほとんどの糖質がブドウ糖に変換され、一見ヘルシーと見えるものも、実際には血糖値を上昇させるものが多いことに注意が必要です。

【甘味料のこれらが危ない! 】
砂糖・水飴・ぶどう糖・三温糖・メイプルシロップ・糖質オフ・カロリーゼロ

【製品の特徴】保存料、酸化防止剤、保温剤、着色料、発色剤、香料は使用しておりません。
【原産国】日本

→ 一見良さそう! しかも日本産ですが…

【原材料名】
小麦粉(←アレルギー性)、砂糖(←糖質)、卵(←アレルギー性)、水飴(←糖質)、糖類(コーンシロップ、オリゴ糖)(←糖質)、ブドウ糖(←糖質)、乳ペプチド(←アレルギー性)

メリット:犬や猫は甘いものが大好き!食い付きが良くなる。(アイス、ケーキなど)
デメリット:血糖値スパイクにより、急激な血糖値の上昇で様々な疾患の要因になる可能性大。

現状のペット用おやつの現状とNGポイントまとめ

・無添加なら安心? → タンパク質が凝縮され、内臓器官の負担。
・低たんぱく質おやつなら安心? → 石油系添加物&アレルギー性原料が多い。
・甘味料はブドウ糖に変換され、血糖値を上げる可能性が高い。
・少量なら大丈夫? → タンパク質は量ではなく、高比率が内臓疲弊を決める。
・国産なら安心? → 関係なし。多くの製造業者が高タンパク質や小麦 (グルテン) の危険性を認識していません。

 

【では、愛犬・愛猫のために理想的なペット用おやつとは?】

1) 無添加であること。タンパク加水分解物、プロピレングリコール、石油系グリセリン、着色料・発色剤、酸化防止剤、 BHT等、石油系添加物が入っていないこと
2) タンパク質比率が、内臓に負担にならないこと。((最低でも20%以下であること。肝臓 心臓の負担にならないように)
3) 血糖値が上がりにくいこと(低糖質・非ブドウ糖分解)
4)原料に小麦やアレルギー性のものが無いこと。

ペット用おやつの現状とNGポイント、理想的なペット用おやつ

犬にも安全な和漢みらいのドッグフード

最後に、愛犬にも安心して与えられる和漢みらいのドッグフードをご紹介します。

和漢みらいのドッグフードは添加物不使用で、内臓に負担の無い 低タンパク、低脂質、低カロリー、低リン低ナトリウム、低糖質とメリットの大きいおやつです。

愛犬のおやつ選びに迷っている方は、ぜひ一度購入してみてください。

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