昨今の豚の飼育は、生産性を上げるため、「農薬がかかった食物」や「化学合成添加物が混入された飼料」で餌付けされています。
しかも狭い部屋でストレスが加わりながら、ホルモン物質で大きく育てられるという現実は深刻です。
このような言わば、汚染された環境下で育てられた肉や穀物は、人間だけではなく、動物にも影響を与え、世界的にアレルギー問題は広がっています。
また、与える量によって、アレルギー症状が強く出る可能性が高まります。
つまり「豚だから危険、他の肉だから安全」という基準でアレルギーの判断をするのではなく、どんな環境下で育てられた、肉、作物なのか?その品質や、どのくらいの「量」を与えるのか?等の関係でアレルギー危険度の高低が決まってきます。
弊社の「イベリコ豚」は、スペインの広大な樫の森での中でどんぐりのみを食しているノンストレスで、しかも、イベリコ豚でも上位20%のベジョータを採用しております。また、鹿と馬とミックスすることで、特定の種類の肉が多くならないよう、量のリスク分散もしております。
どんなフードも絶対アレルギーが出ないとは断言できるものはありません。反対に、アレルギーと診断されなくても、なぜかアレルギーが出る子も多くいます。
弊社では、豚アレルギーの愛犬で試食テストを繰り返しましたが、アレルギー症状が出た子は、一例もありませんでした。
豚イベリコ豚の豊富なビタミンB群やビタミンE、オレイン酸(オメガ9脂肪酸)のメリットがとても大きく、アレルギーが心配な場合でも、症状が出ない可能性があります。まずは既存のフードに少量混ぜ、様子を見ながら、ご判断いただくのがよろしいのではないか、と考えております。