Dogs Medical News 記事提供:自然の森製薬株式会社
ペットの健康寿命の鍵は食材選び✕食べ方が9割

愛犬が7歳過ぎたら、飼い主さんが考えること…

高齢期になると心配になる愛犬の健康。人間同様、食事の大切さは感じつつも、病気になって健康の重要性を認識し、はじめて対策をとるという方も多いのではないでしょうか?私は日々様々な病気の動物に触れ、食事によって本来の元気を取り戻す姿をみていますが、健康寿命を伸ばすかどうか?の最大の「鍵」は「食材の選び方と食べ方で9割方、決まる」と感じています。

では、愛犬の健康のためには、どのような食事を選んだら良いのでしょうか?
梅原孝三先生
仙台プラム・アニマルクリニック 院長
ペット薬膳国際協会 常任理事長
国際中獣医学院日本校 校長
国際中医師
調理師



犬は7歳過ぎたら、免疫力が低下する。

※犬の7歳は、人間換算で40歳。中年以降、免疫力低下と共に、病気にかかりやすい時期に突入します。
歳を取るごとに、こんな病気が多くなります。
・心臓病  ・肝臓病
・腎臓病  ・皮膚病
・膵炎   ・甲状腺/副腎疾患
・癌 ・脳疾患 ・眼疾患
・骨関節病 ・糖尿病等


フード選びで陥りやすい「良いフード」5つの罠

価格が高ければ、良いフードであろう。
無添加であれば、良いフードであろう。
低脂質、低カロリーであれば、良いフードであろう。
くいつきが良ければ、良いフードであろう。
口コミやランキング上位であれば、良いフードであろう。
ここでは詳しく触れませんが、フードの良し悪しは、愛犬の年齢、病気の種類、体調により、すべて選び方が異なってきます。ネット等の情報は鵜呑みにせず、参考程度に留めておくのがよろしいと思います。


私たち獣医師が飼い主さんから、
いただくよくある質問です。
Q お肉を与えたら良いか?肉の種類は何がいいのでしょうか?
Q 野菜をたくさん与えたほうが良いのか?野菜の種類は何がいいのでしょうか?
Q グレインフリーは良いのか?穀物は与えない方がいいのでしょうか?
Q 脂は低脂質がいいのか?脂は悪者なのでしょうか?
Q サプリやビタミン、ミネラル等健康食品は必要なのでしょうか?
Q おやつは与えても良いのでしょうか?無添加おやつなら大丈夫なのでしょうか?


Q お肉を与えたら良いか?肉の種類は何がいいのでしょうか?
お肉だけ、お魚だけ等、タンパク質のみをあげるのは危険?
デメリット 高齢期や疾患がある場合、タンパク質の過剰摂取は腎臓や肝臓の負担に繋がり体調を悪化させてしまうことがある。
メリット  成長期は、カラダの細胞を作るタンパク質を多く含む肉や魚などをたくさんとることが大切。

【解説】
年齢・病気ごとに必要なタンパク質の摂取量は異なります。アレルギーがない限り、大切なのは、年齢・病状にあわせて、肉や魚、その他の食材をうまく使い適量を調整することです。
※タンパク質は、摂取する「量」だけではなく「比率(=濃度)」が大切です。
Q 野菜をたくさん与えたほうが良いのか?野菜の種類は何がいいのでしょうか?
デメリット 生野菜には、結石の原因となる「シュウ酸」を含むものもある。
メリット  ゆで野菜にすると、「シュウ酸」を溶かし出し、食物繊維を補給し、腸活を促す。
メリット  野菜は最もビタミン、ミネラルを摂取しやすい。

【解説】
禁忌な野菜を与えないこと。あまり野菜の種類にこだわる必要はありませんが、肉や魚、その他タンパク質食材の量に応じて野菜の量を調整し、調理方法を工夫することが大切です。
Q グレインフリーは良いのか?穀物は与えない方がいいのでしょうか?
デメリット 穀物には大切な食物繊維が豊富に含まれており、ビタミン、ミネラルを含むものもある。グレインフリーはその恩恵を受けずらい。
メリット  炭水化物(糖質)が少ない場合、血糖値を上げにくい。

【解説】
「動物は炭水化物を消化吸収できず、穀物は必要ない」と言われることがありましたが、近年、炭水化物は動物にも腸活で有用性が認められております。穀物の性質を認識した上で、上手に利用することが大切です。以下は「血糖値上昇しやすい・しにくい」の関係です。

Q 脂は低脂質がいいのか?脂は悪者なのでしょうか?
固まる飽和脂肪酸は避け、さらに不飽和脂肪酸の中でもオメガ3かオメガ9を利用する。
デメリット 飽和脂肪酸を多く摂った場合、飽和脂肪酸はカラダの中で固まりやすく、不飽和脂肪酸でもオメガ6脂肪酸は、炎症を起こす可能性がある。
メリット  「オメガ6」と「オメガ3・9」の摂取バランスが取れた時、複数の脂肪酸から得られる効果は最大化する。

【解説】
バランスよくオメガ3:オメガ6が1:2~4の割合のとき、一番バランスが良いと言われています。 ただし一般的な食品はオメガ6過多になっており、意識的にオメガ3を摂らないとバランスが取れません。 大切なのは、カラダに良い油と悪い油を区別して利用すること。
Q サプリやビタミン、ミネラル等健康食品は必要なのでしょうか?
ペットにもサプリや漢方は必要?
デメリット ミネラルの過剰摂取(リン、ナトリウムなど)は、腎臓や肝臓に負担を与える可能性が高く、また結石の原因に繋がる可能性がある。
メリット  適量(微量)のミネラル補給は、様々な栄養を運ぶ補酵素となる。

【解説】
ミネラル・ビタミンは必要な栄養素ですが、犬や猫にとって過剰摂取は、腎臓や肝臓の負担になるためNGです。
Q おやつは与えても良いのでしょうか?無添加おやつなら大丈夫なのでしょうか?
デメリット クッキーなどの甘み、小麦粉のグルテンなど、血糖値上昇、アレルギー性の可能性がある。
デメリット ジャーキは乾燥することでタンパク質が凝縮され(タンパク質30%以上)、腎臓や肝臓の負担になる可能性がある。
メリット  食事をまったく摂らない場合は、貴重な栄養、エネルギー補給源として有効。

【解説】
必ずしも「無添加だから安心」というわけではありません。過度に恐れる必要はありませんが、デメリットがあることもご認識ください。

健康寿命を伸ばす理想的な食事は、
状況に応じて変わってくる
ライフステージ


誰が?(どんな状態の犬か?)
(Who)
何を?
(What Materials)
愛犬の健康状態
代表的な要素
年齢
疾患
体質
体調
適切な原材料
代表的素材
肉(ミールを除く)
穀物(低GI値)
野菜(低GI値)
脂質(不飽和脂肪酸)


どのように?
(How Cooking)
どんな栄養バランスで?
(What Nnutrition Blance)
適切な調理法
代表的調理法
肉は高温処理
野菜は茹でる
脂質は低温処理

適切な栄養比率
代表的栄養比率
シニア犬:中タンパク質・中脂質
心臓病:低タンパク・低ナトリウム
腎臓病:低タンパク・低リン
肝臓病:低タンパク・低脂質


愛犬が健康でも、病気でも「一生涯これさえあげれば大丈夫!」という万能のフードは存在しません。理想的なフードとは「愛犬の健康状態」(年齢、疾患、体質、体調が良い時、悪い時、病気の種類などの諸条件)により「原材料」「調理法」「栄養比率」がすべて異なります。


愛犬の健康寿命に大切な食事
4つのポイント
愛犬の状況(年齢・体調・病気の有無)に応じて調整すること
誰が?(Who)
愛犬の健康状態
何を?(What Materials)
適切な原材料(何を)
どのように?(How Cooking)
適切な調理法(どのように)
どんな栄養バランスで?(What Nnutrition Blance)
適切な栄養比率(どんなバランスで)


さらに、もう1つ大切なポイントは…
従来のドッグフードだけでは得られない
特別な栄養を取り入れる習慣が大切です。
サプリ栄養素や和漢植物の自然の恵み、エネルギーを
補給して特別な栄養を強化すること。

最近の健康志向の傾向として、フードとは別に、サプリを
取り入れる飼い主さんが多くなってきました。例えば、

一般的に使用されるサプリ一例
骨関節ケア  グルコサミン
目ケア    ブルーベリー
肝臓ケア   ウコン
皮膚ケア   コラーゲン

最近、様々な心配ごとのために、ペット用サプリを活用する人が多くなってきました。私は以前より手作りフードに様々な和漢植物を加えておりましたが、毎日ドッグフードやサプリをミックスしながら調理することは、大変な手間がかかります。また原料の調達や和漢植物の知識が必要ですし、実践することは面倒で、一般の方には負担が大きいと感じておりました。そこで、疾患や体調に対応するドッグフードに和漢植物やサプリ成分を配合したレシピでフードづくりをはじめました。

ドッグフード×和漢・サプリ
1つになったフードとは?
ドッグフード13種類を紹介


和漢食材のノウハウも実践も難しいからこそ、家庭
で簡単にできる和漢由来のフードをつくりました。


私はこれまで獣医師として、多くの動物の病気の現場に携わり、食事の重要性を間近に体験して参りました。西洋医学で行き詰まったとき、救ってくれたのは、東洋思想の自然学、そして「和漢の世界」でした。

私は長年の実体験から、和漢植物・サプリを組み合わせた「和漢由来の食事」を作ることの重要性を感じ、理想的なドッグフードづくりに着手しました。

治療の限界を感じた時こそ「和漢の世界」で素晴らしい体験をしていただきたい、愛犬が本来もつ生命を維持する力としてお役に立てていただきたい、この願いが叶いましたら幸いです。
梅原孝三先生
仙台プラム・アニマルクリニック 院長
ペット薬膳国際協会 常任理事長
国際中獣医学院日本校 校長
国際中医師
調理師



世界初。89種類和漢植物配合のドッグフードとは?