「糖はガンのエサになる。
だから糖質の摂取を制限しなければならない!」は本当?
炭水化物の摂取を制限すること(=糖質制限)を推奨する考え方があります。
確かに糖質(炭水化物)は、にガンのエサになるかもしれませんが、正常で健康な細胞も糖質をエネルギーにしています。弊社では、単純に【糖質=敵】というに対して疑問を持っております。
糖質を制限すると、体はエネルギーとなる糖を得るため、体のあちらこちら(肝臓、筋肉、脂肪)から貯蔵している栄養素を使って糖を作り出そうとします。その為、炭水化物を制限するアプローチだけに固執すると、たんぱく質欠乏や、貧血などの症状、また免疫力低下も免れません。
つまり糖質制限食でガンの餌を減らしても、免疫力が低下した状態の中では、ガンの死滅まで追い込めず、むしろ行きすぎた糖質制限は栄養バランスを欠き、タンパク質欠乏や貧血を招き、病気と戦える十分な体力を維持できないというデメリットもあります。
そこで、基礎体力を維持してこそ免疫力が確保できると考え、グリセミック指数(血糖値の上昇度合い)の低い大麦、玄米を厳選し少量だけ使用しております。大麦や玄米の難消化性(消化しにくい)でんぷん質は、善玉菌のエサになると同時に、ブドウ糖の吸収をブロックします。穀物(炭水化物)を完全否定する向きがありますが、臨床栄養学では、「複合炭水化物」の穀物や「GI値の低い食物繊維」の野菜こそ、有用性が確認されています。