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愛犬が突然吐いてしまうと、「何か大変な病気かも…」「今すぐ病院に連れて行くべき?」と、パニックになってしまいますよね。
犬は人間よりも吐きやすい動物ですが、中には胃捻転や中毒といった、命に関わる「危険な嘔吐」もあります。その重要なサインを見極めるポイントが、愛犬の様子と「吐いたもの」の色や内容物です。
この記事では、すぐに病院へ行くべき危険な嘔吐の症状から、吐いたものの種類でわかる原因と家庭での対処法まで解説します。
すぐに動物病院に行くべき危険な嘔吐とは?
犬が吐くこと自体は珍しくありませんが、特定の兆候が出ているときは一分一秒を争う事態かもしれません。自宅で様子を見ていいかどうかは、単に吐いた回数だけでなく、全身の元気があるかや、吐き方の様子で見極めることが大切です。ここでは、飼い主が迷わず病院に連れていくべき危険な兆候についてお伝えします。以下の症状が一つでも見られる場合は、様子を見ずに、できるだけ早く動物病院を受診してください。
- 短時間に何度も繰り返し吐く
- 嘔吐に加えて下痢・血便がある
- 吐きたそうにしているが何も出ない(胃捻転の疑い)
- ぐったりして元気がない・熱がある
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短時間に何度も繰り返し吐く
1時間のうちに何度も吐き続ける、あるいは水を飲んでもすぐに吐き戻してしまうときは、体力の消耗が激しく、脱水症状を引き起こす恐れがあります。特に子犬やシニア犬は、短い時間であっても急激に具合が悪くなりやすく、命に関わる事態を招く危険もあるため注意が必要です。
何度も吐くのは、胃に問題があるだけでなく、中毒物質の摂取や腸閉塞、腎臓の病気など、体全体の重い病気が隠れているサインかもしれません。吐くものがないのに胃液を出し続けることで、体内のバランスが崩れ、心臓などへの負担も大きくなってしまいます。
しばらく待てば収まるだろうと様子を見ず、3回以上続けて吐くようであれば異常事態と考えてください。病院へ行くまでは、無理に水を飲ませるとさらに吐き気を引き起こすことがあるため、何も与えずに急いで連れて行く準備を整えましょう。
嘔吐に加えて下痢・血便がある
吐き気と一緒に、あるいはその前後に下痢や血便が見られるときは、胃腸の広い範囲で激しい炎症が起きているサインです。これにはウイルスによる感染症や寄生虫、さらには食べ物のアレルギーによる重い反応などが隠れています。
上からも下からも水分が失われてしまうと、体力が削られ、血圧が下がってショック状態に陥るリスクもあります。特に血便が混ざるときは、腸の粘膜が剥がれ落ちるほどの深いダメージを受けている可能性も高いため、一刻を争う事態だと考えてください。
吐きたそうにしているが何も出ない(胃捻転の疑い)
愛犬が何度も「オエッ」と吐く仕草をするのに何も出てこない、あるいは白い粘液が少し混じる程度であれば、「胃捻転」を疑う必要があります。胃がねじれることで入り口と出口が塞がり、ガスが溜まってお腹がパンパンに膨らんでいくこの病気は、大型犬だけでなく小型犬でも起こる可能性があるため注意が必要です。
胃捻転は発症から数時間で命を落とすこともある恐ろしい病気であり、一刻も早い手術が欠かせません。落ち着きがなく歩き回る、大量のよだれを垂らす、お腹を触るのを嫌がるといった様子があれば、迷わず病院へ向かってください。
食事の直後に激しい運動をしたことが引き金になるケースが多いですが、はっきりした原因が分からないこともあります。少しでも様子がおかしいと感じ、吐き出せない動作を繰り返しているときは、電話で状況を伝えながらすぐに病院へ向かいましょう。
ぐったりして元気がない・熱がある
吐くという症状以上に心配なのが、愛犬にいつもの活気がなかったり、意識がぼんやりしたりしている状態です。吐いた後に呼びかけても反応が薄い、自分から立ち上がろうとしない、あるいは目がうつろになっているときは、全身の状態がかなり悪くなっているサイン。
また、耳の付け根やお腹を触ってみて、いつもより熱いと感じるなら、体の中で激しい炎症や感染症が起きているのかもしれません。犬の平熱はだいたい38度から39度くらいですが、これを超える熱がある中での嘔吐は、重い合併症を引き起こしている恐れもあります。
逆に体温が下がって震えているときは、ショック状態に陥っている可能性も。毛布などで体を温めてあげながら、一刻も早く病院へ連れて行ってあげてください。吐いた回数が少なくても、明らかに元気を失っているときは、内臓の機能が限界を迎えているサインだと考えて動くのが安心です。
【嘔吐の種類】犬が吐いたものの色や内容物を確認する
吐いたものを観察することで、その原因をある程度推測できます。吐いたものはすぐに片付けず、色や内容物、においなどを確認し、可能であれば写真に撮っておくと、診察の際に役立ちます。代表的なものは以下の通りです。
- 透明の液体・白い泡
- 黄色い液体
- 消化されていないフード
- 赤い・茶色い液体
- 異物・毛玉
それぞれについて、以降で詳しく解説いたします。
1. 透明の液体・白い泡
透明な液体は主に胃液、白い泡は胃液と唾液が混ざったものです。空腹時間が長くなることで、分泌された胃液が胃を刺激して吐いてしまう「空腹時嘔吐」が主な原因です。特に朝方に吐くことが多く見られます。
元気や食欲があれば、緊急性は低いことが多いです。食事の回数を1日2回から3〜4回に増やし、空腹の時間を作らないように工夫してみましょう。寝る前に少量のおやつを与えるのも効果的です。
2. 黄色い液体
黄色い液体の正体は、十二指腸から逆流してきた「胆汁」です。これも空腹時間が長くなることで起こりやすく、胃が空っぽの状態で胆汁が胃を刺激するために嘔吐します。
空腹時嘔吐の一種なので、食事の回数を増やして空腹時間を短くすることが基本の対策となります。続く場合は、膵炎など他の病気の可能性もあるため、一度獣医師に相談しましょう。
3. 消化されていないフード
食べてからあまり時間を置かずに、フードがほぼそのままの形で出てくる場合、早食いや食べ過ぎが主な原因です。勢いよく食べることで、胃がびっくりして中身を押し戻してしまいます。
緊急性は低いですが、繰り返す場合は工夫が必要です。一回の食事量を減らして回数を増やす、早食い防止用の食器を使う、フードをふやかして消化しやすくする、といった対策を試してみてください。
4. 赤色・茶色い液体
吐いたものに血が混じっている場合は、体のどこかから出血しているサインであり、危険な状態です。鮮やかな赤い血であれば口の中や食道から、コーヒーかすのような黒〜茶色い血であれば胃や十二指腸からの出血が疑われます。
色や量に関わらず、血が混じっていた場合はすぐに動物病院を受診してください。
5. 異物・毛玉
おもちゃの破片や布、ビニールなどを吐き出した場合は、異物誤飲です。吐き出せたからと安心せず、他にも飲み込んでいないか、体を傷つけていないかを確認するため、必ず動物病院を受診してください。
また、換毛期などに毛玉を吐くこともあります。元気であれば一時的なものが多いですが、頻繁に吐く場合は、こまめなブラッシングで抜け毛を取り除いてあげましょう。
嘔吐と吐出の違いは?
犬が口から食べ物を出す行為には、「嘔吐」の他に「吐出」があります。原因や対処法が異なるため、見分けることが重要です。
| 項目 | 嘔吐(おうと) | 吐出(としゅつ) |
| タイミング | 食後しばらく経ってから | 食後すぐ、または無関係に突然 |
| 前兆 | よだれ、そわそわする、お腹が波打つ | なし |
| 行為 | 「おえっ」という強い腹筋運動を伴う | 「カハッ」と、力を入れずに吐き出す |
| 吐いたもの | 消化されたフード、胃液や胆汁が混じる | 未消化のフードがそのまま、粘液で覆われている |
| 主な原因 | 胃腸の問題、病気、乗り物酔いなど | 食道の病気(巨大食道症など)、早食い |
「嘔吐」と「吐出」は似たような行為に見えますが、実際には異なる現象です。
嘔吐は、胃に到達した食べ物や液体を体外に排出する行為であり、脳の嘔吐中枢によって引き起こされます。これに対し、吐出は、食べ物や液体が胃に到達する前に、食道の段階で排出される現象です。
吐出は、主に食道に何らかの異常がある場合や、犬が急いで食べ物を飲み込む際に発生することが多いです。嘔吐は、消化された食べ物や胃の内容物が関与するのに対し、吐出は未消化のままの食べ物を吐き出すことが特徴です。
また、吐出は、食べた直後に起こることが多く、犬があまり前兆なく急に吐き出すことが多いです。これらの違いを理解しておくことで、愛犬が嘔吐や吐出をした場合の適切な対処が可能になります。嘔吐や吐出が頻繁に起こる場合には、早めに獣医師に相談するようにしましょう。
そもそも犬が吐くのはなぜ?原因と対策
犬の嘔吐は、体にとって不要なものや有害なものを外に出そうとする、大切な防御反応の一つです。そのため、一過性で心配のないケースも多いですが、中には病気のサインが隠れていることも。ここでは、犬が吐く背景にある様々な原因を解説します。
原因①:食事や食べ方
吐いた後にケロッとしていて、元気や食欲がある場合の多くは、食事に関連する生理的な嘔吐です。
早食い・食べ過ぎ
勢いよくフードを食べ過ぎることで、胃が膨らみ、その刺激で吐いてしまうことがあります。特に多頭飼育で、他の犬のご飯を奪われないように焦って食べる子によく見られます。
空腹
空腹の時間が長くなりすぎると、胃酸や胆汁が胃を刺激して、黄色や白の泡立った液体を吐くことがあります。これは「空腹時嘔吐」と呼ばれ、特に朝方に多く見られます。
フードが合わない・急な変更
フードに含まれる特定の原材料が体に合わなかったり、急に新しいフードに切り替えたりした際に、消化器が対応できずに吐いてしまうことがあります。
原因②:病気や中毒
嘔吐が続いたり、元気や食欲の低下、下痢など他の症状を伴ったりする場合は、以下のような病気が原因となっている可能性があります。
ウイルス・細菌感染症
パルボウイルスなどのウイルスや、細菌による胃腸炎は、激しい嘔吐や下痢を引き起こします。
内臓の病気
膵炎、腎不全、肝不全、子宮蓄膿症、消化器の腫瘍など、様々な内臓の病気が、その症状の一つとして嘔吐を引き起こします。
異物の誤飲・中毒
おもちゃの破片や布、石などを飲み込んでしまい、それが胃や腸に詰まる(腸閉塞)と、食べたものを何度も吐くようになります。また、ネギ類やチョコレート、人間用の薬といった中毒性物質の摂取も、嘔吐の原因となります。
原因③:その他
上記以外にも、以下のような理由で嘔吐することがあります。
乗り物酔い
人間と同じように、車や船などの揺れによって三半規管が刺激され、乗り物酔いで吐いてしまうことがあります。
ストレス
引っ越しやペットホテル、長時間の留守番といった環境の変化による精神的なストレスが、自律神経を乱し、嘔吐に繋がることもあります。
犬が吐いても元気な場合の観察ポイントと対処法
一回吐いたけれど、本人は尻尾を振っていて食欲もありそう、というケースは少なくありません。吐いたけど元気な際は、慌てて病院へ駆け込む前に、自宅でいくつかチェックしておくと良いでしょう。ここでは、家庭で様子を見る際の具体的な観察ポイントと、胃を休ませるための正しいケア方法について解説します。
食欲や排泄に異常はないか
吐いた後に、愛犬がいつも通りにご飯を欲しがったり、おもちゃで遊んだりする元気があるかどうかを確認しましょう。また、便の硬さや色、おしっこの回数に変わりがないかも目安になります。
たとえ食欲があったとしても、吐いた直後に普段通りの食事を与えてしまうと、デリケートになっている胃を刺激して、また吐いてしまうことも。数時間は食事を控えて様子を見てから、まずは少量のぬるま湯や消化に良いものを与えて、再び吐かないかチェックするのがおすすめです。
排泄についても、吐く前後で変化がないかを見逃さないようにしましょう。もし便が緩くなっていたり、逆におしっこが出ていなかったりする場合は、体の中の水分バランスが崩れ始めているサインかもしれません。
一見元気そうに見えても、内臓に負担がかかっている途中の可能性もあります。少なくとも吐いてから24時間は、愛犬の様子をしっかり見守ってあげてください。少しでも元気がなくなったり、二度目に吐いたりしたときは、すぐに病院へ行くなどの準備をしておくといいでしょう。
ストレスや環境変化の有無
犬の胃腸はとてもデリケートで、心のストレスが原因で吐いてしまうことも珍しくありません。最近、引っ越しをしたり家族が増えたり、あるいは近くで大きな工事の音が響いていたりと、愛犬が不安を感じるような変化はなかったでしょうか。
また、ペットホテルへの宿泊やドッグランでの遊びすぎなど、良かれと思って計画したイベントが負担になって、体調を崩してしまうこともあります。ストレスが原因なら、静かな場所でゆっくり休ませてあげることで、自然と元に戻ることがほとんどです。
ただし、ストレスのせいだと決めつけて、実は何かを飲み込んでいたという見落としも怖いもの。お気に入りのおもちゃが壊れていないか、ゴミ箱をあさった跡はないかなど、目に見える原因が隠れていないかもあわせて確認するようにしましょう。
犬にとって、飼い主さんの不安な空気はそのまま伝わってしまうものです。吐いたことに驚いて大騒ぎしてしまうと、それがまた愛犬のストレスになることもあるため、まずは落ち着いて優しく声をかけ、安心できる寝床を整えてあげるといいでしょう。
家庭での絶食・絶水の注意点
吐いた後の胃腸を休ませるために、短い時間の絶食はとても役に立ちますが、やり方には少し注意が必要です。基本的には吐いてから半日(12時間)くらいは食事を抜いて、胃の粘膜が落ち着くのを待ってあげましょう。
水分については、以前は水も控えるのが良いとされていましたが、今は「少しずつ回数を分けて与える」のが一般的。一気にたくさんの水を飲むと、その重みでまた胃が動いて吐いてしまうこともあるため、氷をひとなめさせたり、スプーン一杯くらいの水をこまめに与えたりするのがコツです。
絶食を終えた後の食事は、いつものフードをふやかしてドロドロにするか、お腹に優しい療法食をほんの少しから始めてみてください。そこでまた吐いてしまうようなら、お家でのケアだけでは足りないと判断して、早めに動物病院へ相談するのが大切です。
特に夏場や乾燥する冬場は、食事を抜いている間の脱水が心配なもの。皮膚をつまんで戻りが遅かったり、目がくぼんでいるように見えたりするときは、無理にお家で様子を見続けようとせず、点滴などの処置を先生にお願いするのが一番確実で安心です。
犬が吐いたあと受診する際のポイント
愛犬の体調に不安を感じ、動物病院へ行こう思っている方は、「犬が吐いた」という状況を、どれだけ客観的に獣医師へ伝えられるかが重要です。言葉で説明するのが難しいと感じる場合でも、身近なツールを活用することで、診察をスムーズに進めることが可能です。ここでは、受診時に持参すべきものや、獣医師が知りたい情報について具体的にまとめました。
病院に持参すべきものと写真の撮り方
可能であれば、吐いた実物をビニール袋などに入れて持参するのが一番確実です。色の判別はもちろん、内容物の臭いや粘り気、未消化物の混ざり具合を獣医師が直接確認できるため、診察に役立ちます。
もし持参するのが難しいときは、スマートフォンで吐いた物の写真を撮っておきましょう。その際、色の比較対象として白い紙やティッシュの上に置いて撮る、あるいは物の大きさがわかるようにボールペンなどを横に添えて撮ると、状況がより正確に伝わります。
また、吐く前後の動画も非常に役立つ情報になります。お腹の動きや、吐き終わった後のぐったりした様子を15秒ほど撮影しておくだけで、言葉で説明するよりも多くのことが獣医師に伝わるはず。特に「吐出」か「嘔吐」かの見極めが難しいときは、動画が決定的な証拠になることも多いです。
さらに、直近に食べたフードの袋や、誤飲の可能性があるおもちゃの残骸なども、重要な判断材料になります。診察室では、意外なものが有力な手がかりになることもあるので、少しでも気になるものは迷わず持参するようにしてください。
獣医師に伝えるべき嘔吐の内容
診察室では緊張してしまい、うまく状況を説明できないことも多いはず。あらかじめ以下のポイントをメモしておくか、スマホに記録しておくとスムーズに診察が進みます。
- 吐いた回数と、最後に出した正確な時間
- 吐く直前の行動(激しく動いたか、何かを食べたか)
- 吐いた物の色や形、臭い
- 食欲や便の状態など、全身の様子の変化
特に「最後にいつ排便があったか」や「最後にいつ水を飲んだか」という情報は、脱水の進み具合を判断する上でとても大切です。また、おやつを新しく変えた、散歩コースが変わったといった些細な変化も、アレルギーや中毒、ストレスを疑う材料になります。これらを整理して伝えることで、不要な検査を省き、愛犬への負担を最小限に抑えることができます。
愛犬の状態を一番近くで見守っているのは飼い主であるあなたです。獣医師は検査結果というデータと、飼い主からの情報の両方を組み合わせて診断を下します。ちょっとした違和感であっても、それが治療のヒントになることもあるので、遠慮せずにありのままを伝えてあげてください。
犬の嘔吐を予防するために日常でできること
ここでは、犬の嘔吐を予防するために日常でできることを紹介します。
食事の与え方を見直す
早食いや食べ過ぎで吐きやすい子には、一度にたくさんのフードが口に入らない早食い防止用の食器が効果的です。
また、空腹で胃液を吐きやすい子には、1日の食事量は変えずに食事の回数を2回から3〜4回に増やし、胃が空になる時間を短くしてあげましょう。寝る前の少量のおやつも有効です。
ドッグフードを変える場合は徐々に慣らす
新しいフードに切り替える際は、胃腸がびっくりしないよう、時間をかけてゆっくり慣らしていくことが大切です。
最低でも1週間から10日ほどかけ、今までのフードに新しいフードを少量ずつ混ぜ、その割合を徐々に増やしていくようにしましょう。
拾い食いをさせない
犬の届く範囲に、おもちゃの破片やビニール、人間の薬、中毒を引き起こす植物などを置かないよう、室内の環境を徹底的に管理しましょう。
また、散歩中は地面の臭いを嗅ぐのに夢中になって、タバコの吸い殻などを口にしてしまうことも。拾い食いの癖がある子は、特に注意が必要です。
こまめにブラッシングを行う
特に長毛種の場合、自分で毛づくろいをして飲み込んだ毛が、胃の中で毛玉となり、嘔吐の原因になることがあります。
こまめなブラッシングは、この抜け毛を物理的に取り除き、毛玉の形成を防ぐ最も有効な予防策です。それだけでなく、全身に触れるブラッシングは、皮膚の異常などを早期発見に役立ちます。
適度な運動と愛犬が安心して過ごせる環境を意識する
犬のストレスは、運動不足だけでなく、退屈からも生まれます。毎日の散歩はもちろん、時にはボール遊びで思い切り走らせたり、フードを隠して探させる「ノーズワーク」のような頭を使う遊びを取り入れたりして、心と体の両方を満たしてあげることが大切です。
また、愛犬が過ごす場所は、衛生面、日当たり、風通しにも気を配りましょう。不快な環境はそれ自体がストレスになってしまうため、愛犬が一番リラックスできる空間づくりを意識してみてください。
犬が吐いてしまう際の食事療法
愛犬が頻繁に吐いてしまう場合、サプリメントやおやつを利用した食事療法が有効な対策の1つです。消化が良い中程度のタンパク質を使用し、アレルギー源を排除した原料を採用することで、内臓を優しくケアします。
また、過剰な脂質を控えつつ、耐熱性の高いオメガ3脂肪酸を含む食品も腸の活動を助けます。
さらに、空腹感を和らげるために適度に与えられるサプリメントやおやつも役立ちます。
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まとめ
今回は、愛犬が吐いてしまう原因や対策、おすすめの食事療法などについてご紹介しました。改めて、愛犬が吐いてしまう原因には以下のようなものがあります。
・空腹によるエネルギー不足
・エネルギー過多による好転反応
・早食い・食べ過ぎ
・病気、体調不良など
・ストレスや不安
・ドッグフードが合わない
・アレルギー
・異物の誤飲
・ウイルス性感染症
・薬物や中毒
愛犬が吐く原因はさまざまですが、愛犬や愛猫が吐いた際には、吐いたものの色や種類、吐く回数や頻度を確認することが大切です。吐いた内容物の色によって、その状態を判断する手がかりとなります。
状態が深刻な場合は、獣医に相談しましょう。

