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療法食への警鐘
「◯◯のことを気遣って療法食を食べていたのですが、
他の部位の調子が悪くなってしまいました。」
この手の話は、本当によく耳にします。
そもそも、療法食とは総合栄養食とは違い、
ある特定の疾患のために人為的に計算され、
ある意味アンバランスなレシピで構成されています。
例えば、
極端にタンパク質を減らしたレシピ
極端に脂質を減らしたレシピ
という具合に、とにかく自然ではないのです。
一時的に特定部位の健康のためならまだしも
自然ではない人為的に構成されたレシピを何年もの間継続すると、
他の器官への悪影響を及ぼすことがよくあります。
療法食(特別療法食)は、獣医さんと話し合いながら、
期間を制限しながら使用するのが、健全な付き合い方ですね。