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最近ご飯の食いつきが悪い、愛犬が急にご飯を食べなくなった、等の場合、
「病気なのではないか?」と飼い主さんは心配になりますよね。
今回は、愛犬がごはんを食べない原因と対処法などについて解説します。
犬がごはんを食べない原因
犬がごはんを食べない原因として、以下の6つの原因が考えられます。
- 体調不良
- ストレス
- 偏食
- 食べ物を切り替えた
- 老化
- 体力、エネルギーの温存
ここでは、それぞれの原因について詳しく解説します。
1. 体調不良
犬がごはんを食べないだけでなく、それ以外にもいつもと違った症状がある場合には、体調の変化、病気の予兆のサインの可能性があります。
例えば、下記の場合は、体調不良が原因であることが考えられます。
・ごはん以外の食べ物(いつも食べるおやつなど)もまったく受け付けない
・水を飲まない、もしくは水だけをたくさん飲んでいる
・元気が無く、ぐったりしていたり、震えている
・嘔吐、下痢が続く
・体重が急激に減っている
・発熱している
・触られるのを嫌がる
2. ストレス
犬はストレスや不安を感じると、食欲不振になり、ごはんを食べないことがあります。
この場合、食欲不振以外にも、無駄吠えが増える、ものを壊すなど攻撃的な行動が見られたり、トイレの失敗が増える、足先など同じ部位を舐め続けるといった行動がみられることがあります。
ストレスの原因は、
・引っ越しで新しい環境に馴染めない
・同居の犬や人間が増えたり減ったりして落ち着かない
・初めての場所や知らない犬など新しい刺激があった
・雷や花火、工事中の音など聞き慣れない大きな音がする
・散歩や運動の過不足によるストレス
・お留守番が増えたなど、飼い主とのコミュニケーション不足
などがあげられます。
3. 偏食
犬が人間の食べ物やおやつばかり欲しがったり、飼い主さんの手からしか食べない場合は、わがままや好みの問題かもしれません。
その場合、病気やストレスの場合と違い、遊ぶ元気があり、排泄にも異常がなくいつも通りということが多いです。
また、人間用の美味しい食べ物をもらった経験があると、同じ行動を繰り返して望む食べ物を得ようとしますし、飼い主さんが食べて欲しいという気持ちから、手であげる習慣がついてしまっていることもあります。
犬は賢いので、おやつや食事のトッピングを与えてしまうと、「待てば美味しいものがもらえる」と学習し、結果的に偏食につながるため、食事の管理を見直す必要があります。
4. 食べ物を切り替えた
警戒心の強い犬の場合、病気で栄養制限が必要になったときや、ライフステージの変化によりドッグフードを変えたことでご飯を食べなくなることもあります。
新しいフードに切り替える場合には、今までのフードに新しいフードを少しずつ混ぜ、徐々に移行すると良いでしょう。
5. 老化
犬も年齢を重ねていくと、筋力や代謝、消化機能が次第に落ちるため、必要なカロリーも減っていき、それに合わせて食べる量も減ることがあります。
また、噛む力が弱くなる、歯がぐらつくなど、食べる事が困難である場合や、味覚嗅覚が衰えることも、ごはんを食べない原因に繋がります。
6.体力、エネルギーの温存
体調不良などで食欲がなくなることがありますが、一方で「食べない」という行為は、動物の生理的視点からみると「あえて食べないことで、消化エネルギーを浪費せず静養しながら、体内で生命エネルギーを蓄え、回復を待つ防衛反応」ともいえます。
人間も、病気や不調になると食欲が湧きませんが、これは消化のための消費エネルギーを温存し、「体温調整」「脈拍」「血圧」など副交感神経を維持し、免疫機能、生命を守るための生理的現象と言われています。
食べないからと言って、強制的に食べさせようとするのは注意が必要です。
犬がごはんを食べない時の対処法
犬がごはんを食べない時の対処法として、以下の3つがあります。
- 適度に運動させる
- ドッグフードや食事を変える
- 動物病院を受診する
ここでは、それぞれの対処法について詳しく解説します。
1. 適度に運動させる
運動量の減少は犬の消費カロリーを下げ、食欲低下を引き起こすことがあります。軽い散歩などで体を少し動かし、空腹感を促して食欲を向上させることができます。
日常的に運動量を確保することが大切ですので、ドッグランで楽しく運動させる、新しい散歩コースを試す、新しいおもちゃを与えるなどの方法も効果的です。
2. ドッグフードや食事を変える
ごはんを食べない原因が、ごはんの内容や食べにくさだった場合、ドッグフードや食事を変えてみても良いでしょう。
身体の状態や年齢にあった療法食に変えたり、消化の良いフードに変えるだけでなく、ウェットフードなどの水分の多いものにしてみたり、手作りご飯でトッピングをしてみる等の工夫もおすすめです。
また、フードの粉砕や、ふやかし、人肌に温めてみる等も食感や匂いが変わって食欲に変化が出るかもしれません。
3. 動物病院を受診する
病院に連れて行くべき症状として
・食事だけでなく、水も飲まない
・嘔吐や下痢がある
・普段より元気がない
これらの症状がみられる場合には動物病院を受診することをおすすめします。
病院に連れて行くべき症状
犬がごはんを食べない時に、病院を受診すべき症状として、以下の3つがあります。
- 水も飲まない
- 嘔吐や下痢の症状がある
- 普段より元気が無い
ここでは、それぞれの症状について詳しく解説します。
1. 水も飲まない
人間と同様、犬にとっても水分は食事と同じように大切です。ごはんだけでなく水も飲まない時は、重大な病気が隠れているかもしれません。
例えば歯周病や、口の周囲の腫瘍により、口に痛みや違和感があると、ごはんだけではなく、水も飲めなくなることがあります。
また、外傷や椎間板ヘルニア、頸椎の亜脱臼などが原因で腰や首に痛みがあり、水を飲む態勢が取れなくなると、水を飲むことが困難になります。
さらに、肝臓病や腎臓病などで状態が著しく悪くなった時も、自力で水を飲むことができなくなることがあります。
2. 嘔吐や下痢の症状がある
食欲が無いだけでなく、嘔吐や下痢が続いていたり、排泄物や嘔吐物に血液が混ざる場合は、消化器系の病気が疑われます。
食物アレルギー、膵炎、慢性炎症性腸疾患、胆汁嘔吐症候群、胆嚢粘液嚢腫、胃の腫瘍など、様々な病気の可能性がありますので注意しましょう。
3. 普段より元気がない
元気もない場合は、どこかに怪我をしていて痛みのため動けなくなっている可能性があります。また、病気があって、発熱や倦怠感のためぐったりしていることもあります。
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まとめ
愛犬がごはんを食べない原因は様々です。
ただし、食べないという行為は「あえて食べないことで、消化エネルギーを浪費せず静養しながら、体内で生命エネルギーを蓄え、回復を待つ防衛反応」とも言われています。
そのため、食べないからといって、安易に強制的に食べさせようとするのは注意が必要です。
愛犬の様子をよく観察して原因を探り、正しい対処をすれば、ごはんを食べてくれるようになるかもしれません。また、気になる症状がある場合は自己判断をせず、早めに動物病院を受診することをおすすめします。
■犬がごはんを食べない原因
1.体調不良
2.ストレス
3.偏食
4.食べ物を切り替えた
5.老化
6.体力、エネルギーの温存■犬がごはんを食べない時の対処法
1.適度に運動させる
2.ドッグフードや食事を変える
3.動物病院を受診する■病院に連れて行くべき症状
1.水も飲まない
2.嘔吐や下痢の症状がある
3.普段より元気がない■食欲不振の犬には和漢みらいのドッグフードもおすすめ
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