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犬の皮膚にかさぶたができる原因|考えられる6つの病気や対処方法を紹介

かさぶたとは、皮膚の傷や炎症部分を保護する絆創膏のようなもので、かさぶたの下で新しい皮膚は再生していきます。
ここでは、かさぶたができる原因や考えられる病気、その対処法についてご紹介します。

犬のかさぶたの原因

外傷による怪我      

外からの物理的な力によって起こる傷には、切り傷、刺し傷、打ち傷、すりむき、犬同士のけんかなどによる咬傷等いくつか種類があります。
血管に傷がつき出血すると、止血のために「かさぶた」が形成されます。

傷口が治ると、かさぶたは自然に剥がれ落ちます。犬の皮膚の再生力は高く、1週間程度でかさぶたが剥がれることが多いです。

しかし、怪我の程度によっては、皮膚組織が大きく損傷していることがあります。そのような場合、間違った処置をすると、化膿して傷の治りが遅くなる可能性があるため、注意が必要です。傷口が大きく、患部が赤く腫れ、膿が溜まっている場合は、早急に動物病院を受診してください。

皮膚病

皮膚病の症状は、かさぶたの他にも、かゆみ、フケ、乾燥、湿疹、脱毛、脂っぽさなど多岐にわたります。

皮膚病は放置しても治らないので、かさぶたの他にも異変が見られたら、必ず動物病院に行って検査を受けましょう。
さまざまな皮膚病がありますが、多くは薬の投与によって症状を緩和させることが可能です。

犬にかさぶたができた時に考えられる6つの病気

1. 脂漏症(マラセチア皮膚炎)

脂漏症は、皮膚が脂っぽくベタついたり、フケが多く出たりする病気です。
もともと皮脂が過剰なタイプと、皮脂が不足して乾燥することで皮脂が過剰に分泌されるタイプがあります。どちらのタイプでも、フケやかさぶたの剥がれ、毛の根元のかさぶた化などの症状が現れることがあります。

脂漏症のある犬は、皮膚の常在菌であるマラセチアが異常繁殖する「マラセチア皮膚炎」を引き起こすことも多く、慢性化すると、皮膚が黒くなったり、皮膚が肥厚することもあります。

2. 表在性膿皮症

表在性膿皮症は、主に毛穴 (毛包)を中心に皮膚の中で細菌が増殖し、炎症を起こす皮膚病です。
原因となる細菌は本来病原性の強いものではなく、皮膚のバリア機能が健康であれば、これらの細菌が問題を起こすことはありませんが、皮膚のバリア機能が低下すると発症しやすくなります。
症状は、初期には毛穴と一致した赤い小さな皮膚の隆起や黄色い膿が入った小さな隆起、広がると円形に脱毛し周囲が赤くなる症状やかさぶたのようなできものが見られます。

3. 皮膚糸状菌症

皮膚糸状菌症は、皮膚の角質を特に好む、糸状菌という真菌による皮膚炎です。
最初に感染したところから円形に脱毛し、赤くなる症状が典型的で、フケやかさぶたもよく見られます。

範囲が広がると他の皮膚炎と肉眼的に区別するのが難しくなることがあり、同時に他の細菌感染を起こすこともあります。 人間では水虫に代表される「白癬菌」もこの菌の仲間ですが、犬に多くみられる種類と全く同じものではありません。
一般的には内用薬、外用薬、抗真菌薬の入った薬用シャンプーにより治療をします。

4. ニキビダニ症(毛包虫症)

ニキビダニ症(毛包虫症)は、ニキビダニと呼ばれる寄生虫による皮膚病です。
感染は生後間もなく、母犬から子犬から感染することが多いといわれ、成長後の犬同士で感染することはありません。

免疫力の低下など、何らかの原因により共生関係が崩れると、ニキビダニが異常に増殖し皮膚症状を起こします。
ニキビダニそのものは痒みを起こしませんが、細菌感染などを起こすと痒みが生じ、脱毛 発赤、皮膚の腫れなどが現れ、かさぶたが出来ることがあります。

5. アトピー性皮膚炎

アトピー性皮膚炎は、主に遺伝的な要因が強いと言われています。
激しいかゆみが特徴的で、人間のみならず犬にも発症します。強いかゆみによって皮膚を傷つけるほど掻きむしってしまうと、患部が赤く腫れ、炎症やかさぶたを引き起こします。

呼吸によってほこり、カビ、花粉などのアレルゲンを体内に取り込んだり、皮膚の保護機能が低下することで、アレルギー症状が現れることも少なくありません。

6. アレルギー性皮膚炎

アレルギー性皮膚炎は、体内にあるアレルゲンに感染して生じる皮膚炎で、いくつかの種類があります。
症状は、痒み、かさぶた等の皮膚症状だけではなく、下痢などの消化器症状が現れることもあります。

【アレルギー性皮膚炎の種類】
●食餌性   ・・・ 食餌がアレルゲンになり、発症するもの
●接触性   ・・・ アレルゲンと接触することで発症するもの
●アトピー性 ・・・ アレルゲンとなる物質の吸引で発症するもの

腫瘍が原因でかさぶたができている場合も

腫瘍(できもの)が原因で、犬にかさぶたができるケースがあります。
皮膚の炎症や損傷によって、表面が破れ、出血や浸出液がたまることで、かさぶたができることがあります。

扁平上皮癌や皮膚リンパ腫など、皮膚にできる腫瘍の場合、他の皮膚疾患と区別することが難しい場合もあります。しかし、しこりが日に日に大きくなる場合は、悪性の可能性があります。
しこりを見つけたら、大きさに関わらず早めに動物病院を受診しましょう。

犬にかさぶたが見られる際の対処法

犬のかさぶたは、基本的に人間のかさぶたと同じです。
かさぶたは、傷ついた皮膚を覆い、内部で皮膚の再生を促します。
傷を早く治すためにも、無理に剝がさないことが大切です。

■無理に剝がさない
小さなケガなどが原因でできた「かさぶた」は、放置するのが最善の治療法です。犬の体にかさぶたを見つけても無理に剥がしたり、人間用の薬を塗るのはやめ、自然に剥がれ落ちるまで待ちましょう。
かさぶたを無理に剥がすと、傷口が露出し、出血や細菌感染のリスクが高まります。また、人間用の薬は犬への使用が想定されていないため、犬が舐めた場合、体調不良やアレルギー症状を引き起こす可能性があります。

 

■良くならない場合は、動物病院を受診する
かさぶたが数日間治らず、大きくなったり、痛みや脱毛、フケなどの症状が見られたりする場合は、動物病院を受診しましょう。
《動物病院を受診する際》
①かさぶたがいつから出来ているか
②かさぶたの原因
③かさぶたの大きさに変化があるか
などを事前にメモしておきましょう。
※かさぶたの状態がどのように変化していくかを写真に記録しておくと、獣医師による診断に役立ちます。

皮膚疾患及び腫瘍対策の療法食とサプリメント

かさぶたの原因となる脂漏症、膿皮症、真菌症、アトピーやアレルギー性皮膚炎などの疾患による、 皮膚の炎症を鎮め、体の中の不要なもののデトックスを促していくドッグフードとサプリメント、かさぶたの原因の腫瘍に対応したドッグフードとサプリメント

まとめ

「かさぶた」には様々な原因があり、ただの怪我ではないかもしれません。
かさぶたがいつ、どのようにできたのか?他の症状はないか?繰り返しできているか?など、かさぶたの状況を多角的に把握することは大切です。

愛犬の体にかさぶたを見つけたら、無理に剥がさず、早めに動物病院を受診することをおすすめします。
皮膚病や腫瘍は、早く検査をすることで愛犬に苦しい思いをさせずに済むこともあります。
かさぶたは放置せず、治るまで毎日注意深く観察しましょう。
特に被毛の長い犬は、かさぶたに気付きにくいため、こまめにブラッシングやシャンプーなどのお手入れをしながら、しっかりとチェックするようにしましょう。

1.犬のかさぶたの原因
・外傷による怪我
・皮膚病

2.犬にかさぶたができた時に考えらえる6つの病気
・脂漏症(マラセチア皮膚炎)
・表在性膿皮症
・皮膚糸状菌症
・ニキビダニ症(毛包虫症)
・アトピー性皮膚炎
・アレルギー性皮膚炎

3.腫瘍が原因でかさぶたができている場合もある

4.犬にかさぶたが見られる際の対処法
・無理に剝がさない
・良くならない場合は、動物病院を受診する

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