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無添加ジャーキーが危ない理由

犬や猫に無添加のジャーキーが危ない理由 乾燥ジャーキーの高タンパク質は高リン、高ナトリウム 「ジャーキーの食べ過ぎは良くない」とよく言われる理由 タンパク質やリンの危険性 犬や猫のおやつの危険性はタンパク質比率で見る 肉をそのまま乾燥させた無添加ジャーキーは高タンパクで内臓器官への負担大 無添加ジャーキーはデメリットへの理解も必要 無添加ジャーキーは腎臓、肝臓、心臓の負担になる

無添加ジャーキーが危ない理由

犬や猫のおやつの定番として、無添加ジャーキーが人気です。添加物が使われていないので、安心して与えることができると考えられています。しかし、実は無添加ジャーキーには、思わぬ危険が潜んでいるのです。

『無添加』でも安心してはいけない

無添加ジャーキーは、添加物が使われていない代わりに、肉をそのまま乾燥させたものが多い傾向にあります。そのため、タンパク質やリン、ナトリウムなどの栄養素が凝縮されています。

なぜ高タンパク質が悪いのか?

タンパク質は、犬や猫の体作りに欠かせない栄養素です。しかし、過剰に摂取すると、内臓に負担がかかります。

タンパク質は、肝臓で分解されてエネルギーや体を作るために使われます。分解の過程で、窒素やアンモニアなどの不純物が発生します。これらの不純物は、腎臓でろ過されて体外へ排泄されます。

タンパク質を過剰に摂取すると、肝臓や腎臓の負担が大きくなり、機能が低下する可能性があります。

タンパク質やリンの危険性

タンパク質の過剰摂取は、腎臓や肝臓の負担だけでなく、骨の健康にも影響を与える可能性があります。

リンは、骨の形成に必要な栄養素です。しかし、過剰に摂取すると、カルシウムの吸収を阻害し、骨粗しょう症のリスクを高める恐れがあります。

タンパク質は、比率(濃度)が大切

犬や猫のおやつの危険性は、タンパク質量ではなく、タンパク質比率を見ます。

通常のペットフードは、タンパク質比率が25〜35%程度です。生肉は、20%前後です。一方、無添加ジャーキーは、60〜80%程度の高タンパク質です。

異様に高いタンパク質、リン、ナトリウム(塩分)比率

乾燥無添加ジャーキーは、タンパク質、リン、ナトリウム(塩分)が凝縮しており内臓の負担が大きく、栄養を肝臓でエネルギーに分解され、発生した不純物(窒素、アンモニア)は腎臓でろ過されます。この一連の過程で、フル稼働した臓器に大きな負担がかかります。

 

【肉をそのまま乾燥させた無添加ジャーキー】
メリット: 無添加、石油系添加物が含まれない
デメリット:タンパク質が異様に高い(60~80%)
リン・ナトリウム(塩分)が凝縮されている

→ 腎臓、肝臓、心臓など内臓器官への負担大

おやつ製造業者も認識していない
無添加&高タンパク質おやつの危険性

無添加ジャーキーの危険性について、おやつ製造業者が十分に認識していないことも問題です。

製造者は、無添加の食べ物を作り、飼い主さんも良かれと思って購入されますが、無添加ジャーキーはデメリットもあることを理解したうえで与える必要があります。

内臓器官をフル起動、消耗させる

無添加の乾燥ジャーキーは高タンパク質で内臓機器に負担がかかります。腎臓、肝臓、心臓が悪い場合には、ジャーキーはほどほどにしましょう。

疾患があっても安心おやつ

「和漢鹿肉ジャーキー」は、低タンパク、低脂質、低カロリー、低リン、低ナトリウムのジャーキーです。タンパク質は、良質な鹿肉を内臓に負担の無い比率で調合しています。脂質は、質の悪い脂を排除し、サチャインチオイルのオメガ3脂肪酸を配合しています。

 

カロリーは控えめで太りにくく、腎臓、肝臓、心臓の負担を考え、リン、ナトリウム量を制限しています。このため、疾患のある犬や猫でも安心して与えることができます。

 

また、他の「和漢おやつシリーズ」も、同様に低タンパク、低脂質、低カロリー、低リン、低ナトリウムです。内臓に負担をかけずに美味しく食べられるサプリ感覚で、身体の健康維持をサポートします。食感の違いで飽きさせないので、愛犬や愛猫が喜んで食べてくれるでしょう。

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